基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

脇役にも活躍してもらいましょう

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こんばんは。

 

先日ソフトボールのピッチング練習をしている時にふと気づいたんです。

私は左利きなので常に左手をどのように動かすかということをチェックしてきました。

 

動画を見たり自分で動画を撮ったり人に見てもらったり

いろんな方法で改善を図ってきました。

 

しかし、日曜日の練習時にチームメイトからあることを言われました。

 

「右手がきちんと使えていないですよ」

「右手???」

 

なるほど、私は利き手である左手ばかり意識して右手の使い方にはあまり注意できていませんでした。

 

その後もやはり左手だけを意識してしまう癖がついていたので

一度右手だけに無理やり意識を集中して投げてみたんです。

 

そうしたら何となくフォームがまとまり、上手く投げることができました。

 

利き手は確かに主役かもしれませんが、もう片方の手も脇役として活躍してもらわないといけないということですね。

 

食事の時も利き手だけ注意すればいいわけではありません。

カトラリーを持っていない方の手にもきちんとマナーがあります。

国によって違いますが、例えば手を器に添えるなど。

片方の手だけで食べるとだらしなく見えてマナー違反になります。

 

同じように、生徒が字を書いている様子を見てみると

書くことが遅かったり字が汚くなってしまう生徒は、鉛筆を持っていない手を上手に使えていない場合があります。

 

下にまっすぐ垂らしていたり

頬杖をついていたり

何かを持って動かしていたり

 

字を丁寧に書くためには、鉛筆を持たない方の手も書くものに手を添えて利き手をフォローすることが大切です。

 

主役を生かすも殺すも脇役次第ということですね!

 

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動画は何度見ても飽きません

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こんばんは。

 

今回もオリンピックネタですが、メダリストの低年齢化が注目されましたね。

しかも、スケートボードの選手がインタビューに答えていましたが、一流選手の「ユーチューブ」を見て真似る練習を取り入れているというのがすごいですね。

 

動画を見ていくら分かったつもりでも、実際に同じ動きをマスターするには相当の努力が必要です。

そういう意味では、10代前半の子どもが一流選手の技をオリンピックという晴れ舞台で成功させるほどきちんと身につけていることには本当に感心させられます。

まさに努力の賜物ですね。

 

私もソフトボールのバッティング方法やピッチングフォームなど、動画で何度も繰り返し確認しながら自分の中に落とし込む練習をしています。

ある程度クリアするまでは動画を何度見ても飽きませんし、そこに到達するにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

セミナーや講演でも同じことが言えます。

一度話を聞いただけでは、分かったつもりになっているだけで何か役に立っているかというと、そういうわけではありません。

同じ話を何度も聴いて自分から行動を起こし、それを継続しないと成果は出ません。

 

生徒たちにとってはそれが勉強なんですね。

同じ問題を何度も解き、同じ解説を何度も読み(聴き)、分からないところは何度も質問して一つひとつ理解していきます。

同じ言葉を何度も読み、何度も書き、何度も確認して一つひとつ覚えていきます。

いきなり難問を繰り返しても効果はありません。

夏期講習で基本を繰り返すことの大切さ、基本を繰り返すことの難しさを改めて痛感しました。
生徒のために、自分のために、私もまだまだ勉強です!

 

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生徒達のファインプレー

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こんにちは。

 

夏休みもあっという間に過ぎ、9月が始まりました。

今年の夏は普段の講習に「リモート授業」が加わり

おかげさまで忙しい毎日を過ごすことができました。

 

ただ、その忙しさに甘えてしまってブログの更新を怠ってしまったことは大いに反省すべき点です。

これからは気を入れ直してどんどん発信していきたいと思います。

 

さて、今年の夏の目玉と言えば

やはり東京オリンピックパラリンピックですね。

 

対戦相手との勝負

自分自身との勝負

メダル獲得への意欲

 

など、本来選手が目指す目標も素晴らしいですが

今回私がとても感動したのは

 

対戦相手やチームメート同士の「助け合い」「思いやり」です。

 

団体競技では1人がミスをすると他のメンバーがカバーする。

個人競技では、1人がミスをすると他国の対戦相手が慰める。

 

なかなか見られない貴重なシーンがたくさんありました。

お互いが持つ連帯感が行動に表れて素晴らしかったですね。

 

弊塾も今年の夏は例年通り夏期講習がありました。

初めて入る教室、初めて見る顔、初めて受ける授業。

講習生にとっては目の前の何もかもが初めてなので、最初は当然緊張します。

 

しかし、初日の授業終了間際に1人の生徒が講習生に一言。

「名前は何ていうの?」
「〇〇」

「私の名前は△△」

「私は◇◇」

 

そこから突然数人の女子同士で自己紹介が始まりました。

いつもならば注意するところですが、この時ばかりは私も黙認。

 

数分間ですが、会話が盛り上がり

講習生も最後は笑顔で授業を終えることができました。

 

その後もみんなで楽しく授業ができ、講習生は9月から塾生に。

 

初日に声をかけてくれた生徒達のファインプレー。

教室内でも素晴らしいチームワークを見ることができました。

 

決して「孤独」ではない

生徒との輪を感じることができる「個別授業」

それが弊塾の自慢です!

 

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「テストをします」に対する生徒の反応

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こんにちは。

 

先日、メジャーリーグオールスターゲームが行われました。

その中でも1番の注目は、史上初の二刀流で出場した大谷翔平選手です。

試合だけではなくホームラン・ダービーでも盛り上がりましたね。

 

ライブ中継で試合前の大谷選手の練習風景を見ている時に気づくことがありました。

画面上では全く緊張している様子が見られないということです。

普段の試合中もそうですが、いつも「笑顔」を見せています。

MLBオールスターゲームという世界が注目するようなイベントでも、大谷選手の表情を見ていると、そこが「特別な場所」という感じがしません。

 

まさに「今、野球を楽しんでいます!」ということですね。

オリンピック選手でもこのような「名言」があります。

 

柔道の田村(谷)亮子選手

練習後に一言「楽しかった~!」

フィギアスケートの羽生結弦選手

演技後に一言「楽しかった~!」

卓球の伊藤美誠選手 

取材での一言「今楽しんでいるので私はまだまだ伸びます!」

 

結果を出す選手は、しんどい練習でも世界の大舞台でも

「今・ここ・自分」を楽しんでいるんですね。

それが成功の秘訣だと思います。

 

勉強でも同じことが言えますね。

私が大手進学塾時代に経験したことです。

同じ学年の複数クラスで私が「テストをします」と言った時の生徒の反応です。

 

下位のクラスは「え~、いやだ~!」

という、いかにもしたくなさそうな声を連発。

上位クラスは「やったー!どんなテスト?」

という、テストへの興味・関心や早くしたいという声を連発。

 

同じテストでも捉え方が全く違います。

結果を出す生徒はテスト問題、特に「難問」を喜びます。

基本的な問題や知っている問題は自分を試せないので「つまらない」のです。

 

「よっしゃ!解けた~!」

「えっ、俺わからん…」

「ここをこうしたらいいよ」

「そっか、できた~!」

 

生徒たちは勝手に盛り上がり、自分達で教え合うことでお互いに理解を深めていきます。

 

勉強を楽しむ

テストを楽しむ

難問を楽しむ

〇〇という教科を楽しむ

調べることを楽しむ

わかることを楽しむ

 

「いやいや」を1つでも「楽しむ」に変えることで結果も変わってくると思います。

夏休みはできるだけ時間に余裕をもって、「楽しむ」勉強を心掛けましょう!

 

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休憩中にゲームをしてもいいですか

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こんばんは。

 

先日オンラインにて「やる気が出る子育てと集中のコツ」というタイトルのセミナーを実施しました。

対象は受験生の保護者で、皆さん真剣に受け止めていただきました。

 

セミナー内容の一部を掻い摘んでお話しすると

①集中するためには リラックス状態にあることが必要である。

②リラックス状態の時は脳波がα波になっている。

③逆に緊張したり、イライラしている時の脳波はβ波になっている。

④親がイライラ(β波)しながら注意をすると、脳波がシンクロして子供に伝わる。

⑤親は常にα波を意識し、前向きな言葉使いを心掛ける

親の接し方や言葉使いが子供に大きく影響を与えるということですね。

 

以前もこんなことを書いています。

 

hiroharumaki.hatenablog.com

 

そこで、勉強の合間の休憩時間についての相談がありました。

「休憩時間にゲームをさせてもいいですか?」

「勉強の合間は好きなことをさせたいと思って…」

 

休憩時間はあくまでも集中して勉強を行う準備をする時間です。

もちろん、そのためにはトイレや水分補給なども必要です。

ただし、一番大切なのは身体をリラックスさせることです。

ゲームをすることがリラックスに繋がるかどうかですね。

私は質問の答えとして「休憩中は身体を休めることが大切なので、ゲームの時間は勉強の合間ではなく別に確保した方がいいと思います。」というアドバイスをしました。

 

ちなみに、私の場合はたとえ5分や10分でも目を閉じて寝ていました。それだけでも気持ちがすっきりしました。

 

また、⑤の前向きな言葉使いとは

少しでもできていることがあれば、その事実を子どもに伝えるということです。

例えばテストで正解している問題があれば

「できているね~」

と嬉しそうに事実を伝えるだけで子どもは褒められている気持ちになります。

 

勉強を30分したら

「30分もできたね~」

「じゃあ次は40分してみようか」

こんな感じで次の目標を作ってあげると頑張れるようになります。

 

子どもはまだまだ小学生。

親がどれだけ冷静に子どもと接することができるか。

親がどれだけ前向きな言葉を使うことができるか。

 

これをやるだけでリラックス⇒集中というスパイラルが生じやすくなります。

これで楽しい親子関係になるのは違いなし!

  

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三者懇談から見えてくるもの

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こんにちは。

 

前回は、私が保護者として学校の個人懇談に参加した話をしました。

 

hiroharumaki.hatenablog.com

 

現在弊塾でも三者懇談を行っています。

 

大手進学塾に務めていた頃から数えると、千人以上の方と懇談しています。

そこでいろいろと見えてくるものがあります。

 

私が一番つらいと思う懇談は

ずばり「子どもを褒めない親」の場合です。

 

懇談が始まったとたんに

「先生うちの子どうですか?」

「迷惑ばかりかけてるでしょ」

「家では何もしていませんよ」

「どんどん叱ってくださいね」

 

こんな感じです。

私が少しでも塾での様子を褒めようとすると

「でもね先生、家では…」

と、また叱るネタをぶち込んできます。

もう叱り癖がついてしまっています。

隣にいる子どもはずっと黙ったままです。

いきなり「あんたどう思ってんの?」などと聞かれたところで、表情が固いまま何も答えることはできません。

 

子どもは授業でも

「人の話を聞かない」

「的外れな返事をする」

「問題の文章を読み取れない」

等の癖がついてしまい、なかなか成績は伸びません。

 

逆に成績が伸びる子の親の場合は、私が子どものことを褒めると

「よかったね~」「やったね~」

と子どもと一緒になって自分のことのように喜んでくれます。

子どもも自然と笑顔になります。

 

そのような環境で育った子どもは人の話を素直に聞き入れ、自分の意見をきちんと言えるようになります。

問題文の読み取りも的確です。

人の話や言葉を正確に受信する習慣がついています。

 

懇談は数十分の時間ですが、違いは明らかです。

 

前回は私の「夏の目標」を書きましたが

お家でもぜひやっていただきたいことがあります。

 

「できたところやよかったところを褒め合う」

ことです。

 

子どもから親へ

親から子どもへ

 

1日1つ以上褒め合う時間を作ってほしいと思います。

夏休みはお互いに接する時間が長くなるので「褒めるネタ」を見つける機会も増えます。

出来れば「褒めるネタ帳」を作ってリストを20個以上確保しておくといいですね。

「20個も多い!」「そんなに見つけられない!」

と思われるかもしれませんが、 どんな小さなことでもいいので探せば絶対に見つけられます。

20個を達成したら30個、40個と増やしていきます。

 

そこまでいくと子供のいいところしか見つけられなくなって叱ることを忘れてしまうかも…

これで暑い夏も快適に乗り越えられますよ!

 

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学校の懇談に行ってきました

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こんばんは。

 

今日は我が娘(小1)の個人懇談に行ってきました。

親として懇談してもらうのは新鮮ですね。

 

仕事病なのか、こちらの質問に先生がどのように答えるのかがどうしても気になります。

親として希望することは「娘のことをもっと分かってほしい」ということです。

もちろん学校では家とは違う部分が見れるでしょうから、そこは教えてもらえてうれしいのですが、逆に家でのいいところはもっと知っておいてほしいです。

そのためには15分は短すぎますね。連絡事項で半分の時間がとられるのでほとんど伝えられません。

 

弊塾でも7月は大切な行事が続きます。

まずは三者懇談です。

 

私も生徒のことについてはできるだけたくさん知っておきたいと思っています。

これは漫画の話ですが、、、

担任の先生が生徒一人ひとりに対して1冊のノートを用意し、生徒の情報や気づいたことなどをびっしりと書いているというシーンがありました。

これはぜひマネしたいですね。どんな小さなことでも漏れなく記録していけば、それだけ生徒への指導が的確になります。

なので、お家での様子もどんどん聴いていきたいです。

 

次に「夏のテーマ決め」です。

 

生徒一人ひとりのテーマは違いますが、それぞれがはっきりしています。

あとはそのテーマを軸として学習計画を立て、夏休みをできるだけ有意義に学習できるように個々のプログラムを作成します。

 

前にも書きましたが、今はプレ夏期特訓を実施しています。

これは現在他塾に通っている生徒でもOKです。

分からないところの質問対応を中心に全てリモートで授業しています。

これも1つの単元を極めるという「テーマ」を決めた内容です。

 

hiroharumaki.hatenablog.com

 

そして、21日からは夏期特訓授業が始まります。

外部生の講習は26日からです。

 

私自身の、この夏の目標は

「生徒のことをもっと知る」

「生徒のやるべきことをもっと知る」

「一人ひとりの生徒への的確な指導」

です。当たり前のことを徹底してまいります!

 

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