こんばんは。
最近、こんな相談をいただきました。
「受験勉強と他の習い事の両立は可能でしょうか」
子供の学年、習い事の内容や数、学力や志望校など考慮すべき内容はいくつかありますが、きちんと頑張れる環境を整えてあげれば両立も可能です。
国語の問題文で以下のような文章がありました。
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自分が碁が好きだとして、碁を打つために使用される心のエネルギーを節約して、もう少し仕事の方に向けようと考えてみるとしよう。
そこで、友人と碁を打つ回数を少なくして、仕事に力を入れようとして、果たしてうまくいくだろうか。
エネルギーの消耗を片方で押さえると、片方で多くなる、というような単純計算が成立しないことは了解されるだろう。
片方でエネルギーを費やすことが、かえって他の方に用いられるエネルギーの量も増加させる、というようなことさえある。
(一部抜粋)
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先日、ラグビー・トップリーグのパナソニックに所属していた福岡堅樹選手が引退を発表しました。
今季限りでの現役引退を表明していた福岡選手は、かねてからの医者になるという夢をかなえるため、現役生活と並行しながら大学受験の準備をしてきました。そして、4月からは大学生活も続けてきました。
福岡選手は決して、競技だけに集中できる環境に身を置いていたわけではありません。それでも、チームの優勝に貢献し、自身初のMVPを受賞することができました。
以下、福岡選手の言葉です。
「ラグビーを引退する年を決めていたことが、今シーズンに限らず、やはり自分が成長をずっと続けてこられた要因というか秘訣の一つだと思っています。とにかく短期集中で、目の前にあることを一個一個やる。そして、それを積み重ねていく。その意味では、“終わりが決まっているから頑張れる”、というのはすごく当てはまると思います」
福岡選手がそこまで頑張れた背景には、お父さんの育て方が影響しています。
福岡選手が子供の頃、お父さんの教えは2つ。
「できるだけ自分で考えさせる」
普段から何かあれば「自分で考えてみなさい」というのが口癖だったようです。
「本人がやりたいものをさせる」
子供の頃から習い事などは「本人がやりたい」と言ったものは積極的にさせていたそうです。
このようなお父さんの教えもあり、子供の頃から自立心が鍛えられたということですね。
私の教え子にも受験勉強と習い事やスポーツクラブとの両立を見事に成し遂げた生徒はたくさんいます。
入試直前になると本人の意見も尊重しながら多少の調整は必要ですが、受験勉強も「終わり」が決まっているので、それまでは他のことを忘れて勉強にも専念できます。
これはゲームなどにも当てはまります。
以下のような例もあります。
両立が負担になるのではなくプラスに働けば気分転換にもなるし、受験勉強にも拍車がかかりますね。
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