こんばんは。
先日はグライダーと旅客機に例えて、子供の育て方についてお話ししました。
今回は国語の問題文に書かれていた、以下の内容についてお話しします。
------------------------------
本や映像を通して得る知識よりも「生の体験」の方が大事である。
本や映像は誰かがすでに整理し、編集してくれたものであり
そのような情報源を通して学ぶことは効率がいいし必要である。
しかし、自分で工夫して創り上げていくという能動的な側面に欠ける。
学校で教科書の知識だけを通して社会をイメージしていても限界がある。
「生の体験」の意義は「自分の身体を実際に動かすこと」である。
実際に身体を動かすことで様々なノイズが生じ悩みも出てくる。
しかし、そのような現場の混乱の中から得た経験や知識は
深い学びをもたらしてくれる。
実際に社会に出てからの実務経験が人を育てる。
(問題文より一部引用)
------------------------------
例えば、教科書で稲作について学びます。
米のでき方や道具などの知識を得ることはできますが
実際に田植えをしてみるという経験にはかないません。
私は昨年、一年を通して稲作の経験をしました。
文明の利器は極力使わずに行ったので、体力的に厳しい時もありましたし、細かいことでも分からずに苦労しました。
しかし、地元の方に教わりながら米の収穫までやり遂げた時には達成感・感動・感謝などの贅沢な気持ちをたくさん味わうことができました。
その時に得たものは記憶として今でも鮮明に残っています。
さて、皆さんの勉強においても
分からないことはまず自分で調べてみる
質問して分かったことも自分で解き直してみる
実験や観察は自分でやってみる
歴史上の人物にゆかりのある寺社仏閣を訪れてみる
など「生の体験」を意識して行動してみてはいかがでしょうか。
同じ勉強でもちょっと工夫して身体を動かしてみることで
楽しみながらたくさんの財産を得ることができますよ!
● 小学生への指導方針やエピソードはこちら!
●「1人でできる勉強法」をプレゼント🎁
受験に関するご相談をお待ちしております。
ブログ更新情報などもお知らせします!
友達追加してくださる方はこちら!
●中学受験を応援します!