こんばんは。
娘が通っている保育園が実施した「幼児運動能力テスト」の保護者用解説書に以下のことが書かれていました。
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幼児の運動能力全国調査から
鉄棒、跳び箱、水泳、サッカー、縄跳びなど特定の運動の上達を目指して指導している園より、そのような運動を指導していない園の方が運動能力が高い。
指導者が特定の運動を指導する場合、行う運動や運動の仕方やルールなどはほとんどすべて指導者によって決められ、子ども達が自己決定するという「遊び志向」は非常に少なくなる。その結果、運動能力の発達を妨げる。
特定の運動を指導していない園では、子ども達がいろいろな運動をしたくなるように施設や用具を整え、自由に自分の好きな運動ができる遊びの時間を確保し、自ら進んで運動するように指導している。
子ども達の自己決定という「遊び志向」の多いかたちで運動している園の子どもほど運動能力が顕著に高くなる。
自分の頭で考え工夫し試してみるといった「遊びのかたち」でいろいろな運動を豊富に経験することが、「高い知的能力」を発達させることにつながる。
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ここでは運動能力テストの結果に基づいて「運動“遊び”」を推奨されています。
当然、いろいろな捉え方があると思いますが、興味深い内容ではありますね。
私の教え子で現在難関大学に通っている学生のアンケートでも、幼児期~小学校低学年の間は「習い事」に通うというより、「砂遊び」をしていた子の方が多かったように思います。
「遊び」の中で培った「楽しみ方」や「知的能力」が「受験勉強」にも役に立ったのかもしれません。
勉強おいても楽しみながらするに越したことはありません。
そして学力向上に繋がれば、まさに理想の形ですね。
個別指導塾としては、「特定の指導」ではなく、ひとり一人の生徒のために「プラス」になることはどんどん参考にしていきたいと思います。
まずは勉強を楽しめる環境作りから。
今年のテーマは「遊び志向」ですね!
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