こんばんは。
保護者の方からのご相談です。
「子どもが全然理解しないのでイライラします」
「何度言っても覚えないので叱ってしまいます」
当然そのような気持ちになるのもわかりますね。
しかし、そのような対応をしている限り子どもは「よし頑張ろう!」とは思いません。
私は「塾の先生と看護師さんは似ているな」と思うことがあります。
毎年健康診断を受けるのですが、私は若い時に採血した後貧血気味になって立てなくなったことがあります。
その後は毎回ベッドに寝た状態で採血してもらいます。
でも、そのことを言うのはちょっと恥ずかしくていつも遠慮がちになってしまいます。
看護師に余計な作業を増やしてしまうと思うからです。
椅子で座ったまま採れば早いのにわざわざベッドにまで連れていき、そこで寝かせた状態で採血し、その後も面倒を看ないといけませんからやはり気を遣います。
でも、実際にそのことを伝えた時の看護師さんの対応は、私の予想とは全く反対です。
「そうなんですね。大丈夫ですよ!」と私を安心させる言葉と笑顔。
イレギュラーにも関わらずスムーズな動き。
私が落ち着いて行動できるまで続く細やかなフォロー。
この神対応には本当にうれしい気持ちになります。
これはどの病院の看護師さんも同じです。
中学受験は、小学生にとって未知の世界です。
勉強する内容は初めてで決して易しくない単元ばかりです。
大人が当然できると思っている問題を間違えることもあるし、勇気を出して「分からない」と言うこともあります。
そんな時に「なぜそんなことが分からないの?」と思うか。
「そうか、でも大丈夫だよ!」と思うか。
大人がどちらの感情を選択するかで子どもの成長は変わります。
中学受験は「分からないところからスタート」という心構えで臨むといいかもしれませんね!
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