こんばんは。
国語の入試問題で以下の文章がありました。
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私は「教える力」と「教えない力」を意識している。
教えるのは簡単だ。
知っていることは教えたい。
しかし、「教えない力」が私を育ててくれた。
教わらないことの方が、学ぶことが大きい時もあるのだ。
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生徒から質問された時に、その問題を見て「この生徒であれば大丈夫」と判断した時点で、「教えたい」と思っても敢えて少し時間を与えて考えてもらうことがあります。
例えば、今日の授業でこんな場面がありました。
小5の生徒が計算問題で「この4問分かりません」と質問してきました。
問題を見ると、「この生徒であれば大丈夫」レベルです。
そこで、私の前で最初の1問を計算してもらいました。
途中で私の眼は「キラリ」と光り、生徒のミスを見抜きました。
そのことを指摘した途端に、生徒はきちんと答えを出して正解しました。
同じ間違いでも「分からない」と「単なるミス」は大きな違いです。
私は何も教えることなく、生徒は残りの問題もすぐに正解できました。
「分からないこと」をすぐに教えず方法だけを示してあげることで「興味や関心」が喚起されて自ら学ぼうとします。
その結果「分かる」という喜びを経験すると、勉強の楽しさに繋がることもあります。
1つでも多く「自分の力で分かった!」という経験をしてほしいですね!
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