こんにちは。
この時期は、ラグビー、サッカー、駅伝などのスポーツが盛り上がりますね。
学生や社会人が必死で戦っている姿を見ると心から応援したくなります。また、そこから様々なドラマが生まれ、私達の感動を呼びます。
本番で力を出し切るために選手たちはケガに気をつけながら、実戦に向けた練習に時間を費やしていることと思います。
さて、受験生のとってもまさに本番間近です。
これまでは、先を見据えて基礎・基本からじっくりと勉強を進めてきたわけですが、この時期は過去問などの「実践演習」が中心になっていると思います。
年末年始の楽しみはひとまずお預けというところだと思いますが、今言えることは、「まだこれから成長する」ということです。
理由としては2つ。。。
1つは、「問題の質が上がる」ということです。
この時期に解いている問題は、いわゆる入試問題やその類題がほとんどです。
ということは、今年度の入試にも同じ要素を持つ問題が出題される可能性が大いにあります。
これまでは基本事項を中心に敢えて「遠回り」しながらじっくりと学んできたところもありますが、今は「最短距離」で力がつく問題に取り組んでいるので「合格力」に直結します。
ただ、気をつけないといけないのは、復習する時間がないということです。
これまでと違って、「また復習しておきましょう」なんてのん気なことは言っていられません。
できるだけ「その時、その日のうちに」自分の中に落とし込む必要があります。
1週間後に試験があっても、そこで力を発揮できるように仕上げておくことです。
また、この時期に先生が生徒に対して発する言葉は、すべて実戦に向けた重要なものばかりです。
私自身もそうですが、今は無駄な言葉を発している場合ではありません。一つひとつの問題に対してのコメントすべてが入試に必要なことばかりです。
「この考え方は大切ですよ」
「この部分は絶対に覚えておこう」
のようなコメントがあれば、それは最優先で復習しておくことです。
2つ目は、「気持ちが充実する」ということです。
走行距離が長いマラソンは、まだまだ先が見えない中間地点あたりは体力だけでなく気持ちの部分でもとてもしんどい状態が続きますが、ゴールが近づいてくると気持ちがどんどん盛り上がり、思いもよらぬ力を発揮してペースが上がる場合が多いです。
受験生にとってもゴールは間近に迫っています。志望校も明確なものとなり、「この学校に行きたい」という気持ちがますます強くなってきます。
また塾では先生や友達、家では家族が見守ってくれていることがとても力強く感じ、自分だけではなく「○○のために」頑張ろうという姿勢も出てきます。
気持ちが充実してくると集中力や吸収力も増してきます。
あと、補足としては体調管理に注意するということです。
この時期は気づかぬうちに気が張っているので病気にはなりにくいと思いますが、年末年始に気が緩むということがないように注意しないといけません。
「心」「技」「体」が充実しているこの時期こそ、吸収できることはたくさんあります。
今こそ、これまでの努力が実を結ぶ時です。
ラストスパートでさらに成長できますよ!
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