こんばんは。
休みの日は、よく子供と一緒に「屋内型遊び場」に行きます。
そこには体を動かすことができる遊具もたくさんありますが、私と子供のお気に入りは「知育玩具」です。
家ではなかなかそろえることができないので、ここぞとばかりに親子で楽しませてもらっています。
職業柄、玩具で遊んでいる子供がいるとどうしても観察してしまいます。そしてはっきりと「遊び方」の違いが見えてきます。
子供A:
一通り触ってみるが遊び方がわからないらしく、すぐに飽きてしまって他の場所に移動。その繰り返しで長く居座ることはない。
子供B:
まずは説明書きをじっくりと読んで遊び方を確認。
そのあと一通り触ってみてものの仕組みを理解する。
自分なりにルールやパターンを考えて楽しみ始める。
目標を決めて達成するまであきらめない。
1度遊び始めると、長時間その場を離れない。
同じ玩具でも子供によって「遊び方」が全く違います。
これは幼児~小学校低学年の場合ですが、受験生の勉強法でも同じことが言えると思います。
授業での解説をサラッと聞き流すか、じっくりと考えながら聴くか。
1つの問題を分かったつもりでサラッと済ますか、じっくりと理解して何度も解き直すか。
暗記事項を覚えたつもりでサラッと済ますか、じっくりと覚えて何度も確認するか。
同じ教材を使って同じ勉強をしているようでも、成績が伸びる子とそうでない子とでは、実は勉強する「方法」が全く違う可能性があります。
東大・京大などの難関大学へ進学する生徒も小学生の時はテレビや遊びに熱中しています。しかし、その中でじっくりと考え、学んでいる場合が多いです。
遊びを通じて子供の時に培った知識や経験が正しい勉強法のきっかけとなり、受験合格へとつながっています。
子供が遊んでいるときは、どのように遊んでいるかを見てあげて、時には一緒に遊びながらいろいろ質問して興味を持たせる。
勉強しているときは、ノートやテストの解答用紙を見るだけではなく、問題文を読んでいる様子、式を書いている様子、暗記事項を覚えている様子など、子供の勉強している過程をじっくりと観察する。
少し見方を変えることが成績を伸ばしてあげる1つのきっかけになるかもしれませんね。
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