こんばんは。
さて、本日は「自主学習の王道③」をお送りします。
そして、今回は「理科」です。
理科と言えば、4月20日にも書かせていただきましたが
( 理科でございます - ペガサス三郷の風景 を参照ください)
生物・地学のような暗記中心の分野と、物理・化学のような計算、分析中心の分野で勉強の仕方が変わります。
今回はあくまでも自習学習で成果を出すという目的ですので
生物・地学分野についてお話しいたします。
理科の場合は、基本事項を暗記する時に、漢字や単語と同じように「言葉」だけを覚えてもなかなか成果は出ません。
理科で言う「言葉」とは、ものの名前や特徴を指しますが、それらは必ず図と関連しています。
しかも「植物や岩石」のように静止しているものもあれば、「天体や血液」のように動いているものもあります。
よって、単元によって暗記方法も変わるわけです。
では、それぞれについてお話ししていきましょう。
まず「植物や岩石」のように静止している場合は、ものの名前や特徴と、それが図の中のどこにあるのかを一致させて覚えましょう。
問題に載っている図は、必ず各所に記号が書かれていますので、それぞれについて出来るだけ多くの知識が頭の引き出しから出てくるようにしておくと実践で役に立ちます。
また、「天体や血液」のように動いている場合は、上空から見た電車や自動車のように、どの場所に行くとどのように変化するのかをイメージできることが大切です。
遠目で見て分からなければ、自分がその中に入り込んだつもりで変化の流れをつかむことですね。
例えば、今からあなたは「血液」になります。
スタート地点は「肺」です。その時あなたはとても酸素が多く、きれいな色をしています。
そこから「肺静脈」を通って「左心房」に入り、弁を通過して「左心室」へ。そこから勢いよく「大動脈」へ運ばれます。。。
このように、実際に自分が血液になって体中を探検するつもりで変化をつかんでいくと楽しく覚えることができますね。
この覚え方は「天気の変化」や「天体」でも同じです。また、物理・化学分野の「電流」、「気体の発生」、「電池」などでも応用できます。
理科の特性を利用した覚え方を身につけると、それは必ず力となり、理科が得点源になるでしょう。
みなさん、がんばって理科博士になりましょう!
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