こんばんは。
教室に来た生徒から「筆記用具を忘れました。」と言われると、とても残念な気持ちになります。
忘れ物をしたという行為そのものより、「自分の“もの”を大切にしてほしい」という思いのほうが強いです。
先日、元日米プロ野球選手の新庄剛志氏が、現役復帰を目指してトライアウトに挑戦しました。
新庄氏は現役時代、初任給で買った7,500円のグローブを引退するまでの17年間試合で大切に使用し続けたことで有名です。
その理由は「商売道具は大切にしろ」という父親からの言葉だったといいます。
また、同じく日米プロ野球で活躍されたイチロー氏も自分のバットをとても大切に保管していたことで有名です。
両氏とも、自分が最大限の力を出すために必要な“もの”は何であるかを熟知していたんですね。
受験生にとって筆記用具は勉強するための必需品であり、最後まで自分と付き合ってくれるかけがえのない“もの”です。
私も入試当日に会場へ入った時、使い慣れた自分の筆記用具を見てとても力強く感じた記憶があります。
逆に、本番の時だけ父親に借りた身につけ慣れていない腕時計が緊張の原因になったりしました。
筆記用具は書ければ何でもいい
無くなればまた買えばいい
誰のものでもいい
ではなくて
自分しか持っていない
手に馴染んで使い慣れている
自分の力をより引き出してくれる
自分にとって最大の味方として大切に扱ってほしいと思います。
必ず合格するまで見守ってくれるはずですよ!
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