基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

円でつまずくなかれ

こんばんは。

 

小学生で図形を苦手としている生徒が結構多いです。

 

計算は、ドリルなども豊富にあるし、言わば算数の王道なのでどちらかというと勉強しやすい単元ですが、図形は公式や解き方のコツが分かっていないと図を見ただけで止まってしまう場合があるので、1人ではなかなか進むことが難しい単元かもしれません。

 

しかし、小学生のうちに図形問題に慣れておくかどうかで、中学生になって数学の図形問題を学習した時に大きく差が出ます。

 

まず、理解できていない子が多いのが「円」です。

 

覚えておくべき基本公式は、円周と面積の2つです。

 

円周 : 直径(半径×2) × 円周率(3.14)

面積 : 半径 × 半径 × 円周率(3.14)

 

ただし、この式を覚えればいいわけではありません。

図を見た時に、どこが半径で。。。だから直径はどれだけで。。。

ということを即座に判断しないといけません。

 

円が1つであればすぐに分かると思いますが、重なったり欠けていたりしていると、図をしっかり見ないと勘違いしてしまいます。

面積を足したりひいたりする場合もあるので、図から正しい式を作るということが大切になります。

 

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そして次は、「おうぎ形」です。

小学生のうちは、円の切り方が分かりやすいですが、円を1/2(半円)や1/4に切った図については、周りの長さと面積を正確に求められるように慣れておきたいですね。

出来ればそれぞれの中心角も、早いうちに図から分かっておけば入試レベルの問題や中学生になってからも活かすことができます。

 

最後に「計算」です。

いくら式が分かっていても計算ができないと正解しません。

円の場合は、円周率(3.14)を使う場合が多いので、小数の計算に慣れておく必要があります。

 

中学生になれば、「弧の長さ」や「中心角」を求める問題もあるので、さらに高い計算力が要求されます。

その中でも円周率は「π」を使うので計算は楽になるとよく言われます。

確かに計算自体は楽になるかもしれませんが、円周率の役割がきちんと分かっていないと式や解答を書く段階で忘れ去られる運命にあるので要注意です。

 

小学生のうちに、図形の要である「円」を幅広く学習しておきましょう!

 

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