こんにちは。
以前、理科実験のイベントの時に紙を切って望遠鏡を組み立てました。
その時のことです。
小学4年生の生徒が
「このハサミ壊れているので取り換えてください。」
というので私が確認してみると普通に切れるハサミです。
そこで、もう一度その生徒に同じハサミで紙を切ってもらうと、ハサミの刃と紙を平行にしてこすっているだけでした。
これにはちょっと驚きましたが、正しい使い方を教えて何とか紙を切ることができました。
また、先日知り合いの塾長がこんなことを言っていました。
「小6の生徒が紙飛行機を上手に折れない…」
これもまたショックな話です。
折り鶴は平和学習等で折る経験をする場合がありますが、上手に折れない生徒が多いですね。
さらに、算数の授業でもコンパスの使い方を知らなかったり、定規を使っているのに直線が上手に書けない生徒がいます。
小学生のうちに紙を使って制作をしたり作図をするという経験がとても少なくなっているような気がします。
中学生でも垂直二等分線や角の二等分線、直角三角形や正三角形、円と接線の関係など、入試にも繋がる作図問題がたくさんあります。
しかし、これらも習得するのに時間がかかっているのは事実です。
英語や国語で「音読」が大切なように、算数や数学でもノートに書いて考えるだけではなく、「道具を使って」モノを完成させる経験を積む必要があるように思います。
入試のためだけではなく、将来必要になることもあるでしょう。
近いうちに「工作」の時間を取り入れてみようかな。
折り紙
動物クラフト
簡単な理科実験
例えば、折り紙で紙飛行機を折るだけでも「誰が一番遠くまで飛ばすことができるか?」競い合うだけでいろいろと試行錯誤しながら折り方を考えるので盛り上がりますね。
道具の使い方を覚えながらモノを組み立てることで「空間認識能力」も鍛えられると一石二鳥。
これらは「今」しかできない「貴重な学習」かもしれませんね。
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