こんばんは。
最近、中3生の入試対策授業で口癖になっている言葉があります。
「教科書レベルの問題やで~!」
つまり、扱っているほとんどの問題で教科書や基本テキストに載っている問題の解き方が必要であるということです。
そのレベルの問題をきちんと解くことができれば6割は確保できます。
もちろん、後半に出てくる応用問題も解き方の基本は教科書レベルです。
入試と言えば「応用」「発展」というイメージがあって
「基本」とはかけ離して考えがちですが、そうではありません。
入試に必要な力の大半は「教科書レベル」の「基本」です。
中学入試は、高校入試と性質が違いますが
普段勉強している「基本テキスト」の例題レベルが重要になってきます。
私が大手進学塾に勤めていたときは
入試直前に「基本総チェック」の対策授業をしました。
算数は独立小問
国語は漢字や短文
理科、社会は基本事項の暗記
最難関校を目指す生徒を含む全クラスで行いました。
そこから新しい発見や取りこぼしを防ぐヒントが見えてくるので
志望校別の入試対策でも授業進行に拍車がかかります。
受験生にとって、教科書レベルの問題は
時には「救世主」になりますよ!