こんばんは。
親として、まず子供にさせたいと思うのが「読書」ですね。
もし、お子さんが読書が嫌い(苦手)な場合、どうすればいいでしょう?
これは5歳のHさんの例です。
Hさんは、普段からあまり本を読むことが好きではありませんでした。
ひらがなは覚えているけど、字は読みたくないという感じでした。
そして、ある日のこと
お祖母さんがHさんと遊んでいる時に「お話遊び」を始めました。
1人が1~2文で自由にお話を作ると、もう一人がその続きを考えてお話をつなげます。
それを繰り返していくといろんな展開が繰り広げられるので、本人たちはもちろん周りで聞いている方も楽しいです。
Hさんは何度も声に出してお話を作ったり、お祖母さんのお話を聴いたりしているうちに、文の作り方がだんだん分かってきました。
「誰が、どこで、どんなふうに、どうする」
「誰が、いつ、誰に、どう言った」
みたいに、基本的な文の組み立てが分かってきたんですね。
そうなると、いろんなお話を読みたいという興味が湧いてきて
自分からすすんで絵本を(声を出して)読むようになりました。
今では紙芝居のように、人に読み聞かせをするのが楽しみになっています。
いきなり本を読むということに抵抗があったとしても
自分でお話を作るのがきっかけで読書が好きになったんですね。
国語の授業をしていると、文章を読むのに苦労する生徒がいます。
読解問題に出てくるような長文を理解していないというよりも
一文の構成(主語・述語・修飾語など)が理解していないように思います。
このような場合は、まず短文を作ることで基本的な文に慣れることから始めるとよいですね。
文に対する抵抗がなくなると、読解力にもつながります。
これは英語についても同じことが言えます。
読解や文法問題を優先する生徒が多いですが
英文に慣れるためには、まず自分で「英作文」をすることです。
知っている単語を使った簡単な文でも構わないので
主語、動詞を軸として正しい英文を書くことに慣れると
語彙力もつくし、文法や読解問題にも強くなります。
近年の入試には英作問題が必須なので絶大な効果を発揮します。
まずはテーマ作文や日記から始めてみてはいかがでしょうか。
人が数人いれば「あいうえお作文」で盛り上がるのもいいですね。
継続すればどんどん文章に強くなって成績UP間違いなし!
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