基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

解き直しは幅広く

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こんばんは。

 

最近、中3生対象にテスト前後にそれぞれ対策、解説授業をしました。

 

前回の投稿でも書きましたが、テストを通じて正しい解き直しをすれば得るものは多いです。

しかし、自主学習ではなかなかそこまで気づくことができません。

 

よくあるパターンとしては、その問題の解き方のみを確認する。

 

例えば数学の場合、大問1の問題文を読んで、式を書いて計算して

正解が出ればOK。

もちろんこれでも最小限の解き直しはできています。

 

しかし、これからも同じ問題が出続けるわけではありません。

現時点では一つの問題が解けたに過ぎません。

 

ではそれ以外に何ができるのか?

 

まずは、どの単元から出た問題かを確認する。

例えば、今回は円柱の体積を求める問題が出たとすれば、同単元を幅広く見渡して

円柱の表面積

角錐、円錐の体積、表面積

回転体の体積、表面積

展開図からの体積、表面積

は求めることができるのかも、この機会に確認する。

 

もしかしたら、円柱の底面積を求める段階で円の面積の求め方が分かっていなかったかもしれません。

そうなると、中1まで戻って

円の面積、円周

おうぎ形の面積

中心角の大きさ

が求めることができるかを確認する必要があります。

 

もっというと、体積を計算する段階で分数の掛け算でもたついたのであれば

小学校算数まで戻って

分数の掛け算、割り算

通分、約分

まで確認する必要があります。

 

このように、1つの問題を解き直すことによって

関連する様々な基本事項まで幅広く確認することができます。

時間はかかりますが、かなりの効果を発揮します。

 

他教科でもこの方法は活用できます。

 

テストを通じて力をつけるためには

テスト後の解き直しをどれだけ幅広く行うかで決まります。

 

1つの出会い(問題)からたくさんの仲間(知識・考え方)を増やしていきましょう!

 

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