こんにちは。
私が大学生の頃のお話です。
写真にとても興味がある友人がいました。
特に人物写真が好きで、よく写真を撮ったり
著名な写真集もたくさん集めていました。
ある日、私が友人の写真集を「パラパラと」観ていると
彼にこんなことを言われたことがあります。
「ちゃんと写真を読んでるか?」
「はあ? 写真を読む?」
彼に言わせれば、「写真を読む」とは、、、
その写真に写っている人物や周りの風景から
当時の状況や撮影者の意図などを想像し、考えることだそうです。
その後は、1枚の写真から想像できることをお互いに伝え合うことをしました。
私自身、写真の捉え方が一変しましたし
友人がどのような感じ方をしているかも興味深かったです。
テキストやテスト問題にはよく「図(写真)」が載っています。
その「図」を理解することは正解への近道となります。
問題が分からない人の中には
関連する「図」自体をきちんと理解していない場合があります。
そこで、1枚の図からどれだけのことを理解しているか
一度「図」を読んでみましょう。
例えば、理科実験の図が載っていた場合
○実験器具について
各部の名前が言える
使用法や特徴(メリット)が言える
図を観ずにフリーハンドで正確に描ける
○使用する薬品について
薬品の名前が言える
状態や性質が言える
使用する目的が言える
その薬品独特の特徴が言える
○全体を通して
実験の目的が言える
実験器具の組み立て方や特徴を説明できる
実験の順序や注意点が言える
反応前後の変化が言える
実験の結果(まとめ)が言える
以上の項目を誰かに説明できるでしょうか?
実験だけでなく、動植物や人体、天体等
いろんな単元の図だけを見て説明できるかどうか
確認してみるのもいいですね。
学校によっては、そのまま記述問題として
出題されている場合があります。
この方法は理科だけでなく、他教科にも活用できます。
算数(数学)であれば、与えられた条件や分かったことを
「図」に書き込むだけでも理解しやすくなりますね。
問題に載っている「図」は一部だけ「観る」のではなく
いろんな角度から「読む」ことで、全体的に理解してみましょう。
問題の解き方が劇的に変わりますよ!
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