基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

問題を理解するために~図の活用法~

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こんにちは。

 

私が大学生の頃のお話です。

 

写真にとても興味がある友人がいました。

特に人物写真が好きで、よく写真を撮ったり

著名な写真集もたくさん集めていました。

 

ある日、私が友人の写真集を「パラパラと」観ていると

彼にこんなことを言われたことがあります。

 

「ちゃんと写真を読んでるか?」

 

「はあ? 写真を読む?」

 

彼に言わせれば、「写真を読む」とは、、、

その写真に写っている人物や周りの風景から

当時の状況や撮影者の意図などを想像し、考えることだそうです。

 

その後は、1枚の写真から想像できることをお互いに伝え合うことをしました。

 

私自身、写真の捉え方が一変しましたし

友人がどのような感じ方をしているかも興味深かったです。

 

テキストやテスト問題にはよく「図(写真)」が載っています。

その「図」を理解することは正解への近道となります。

 

問題が分からない人の中には

関連する「図」自体をきちんと理解していない場合があります。

 

そこで、1枚の図からどれだけのことを理解しているか

一度「図」を読んでみましょう。

 

例えば、理科実験の図が載っていた場合

 

○実験器具について

各部の名前が言える

使用法や特徴(メリット)が言える

図を観ずにフリーハンドで正確に描ける

 

○使用する薬品について

薬品の名前が言える

状態や性質が言える

使用する目的が言える

その薬品独特の特徴が言える

 

○全体を通して

実験の目的が言える

実験器具の組み立て方や特徴を説明できる

実験の順序や注意点が言える

反応前後の変化が言える

実験の結果(まとめ)が言える

 

以上の項目を誰かに説明できるでしょうか?

 

実験だけでなく、動植物や人体、天体等

いろんな単元の図だけを見て説明できるかどうか

確認してみるのもいいですね。

 

学校によっては、そのまま記述問題として

出題されている場合があります。

 

この方法は理科だけでなく、他教科にも活用できます。

算数(数学)であれば、与えられた条件や分かったことを

「図」に書き込むだけでも理解しやすくなりますね。

 

問題に載っている「図」は一部だけ「観る」のではなく

いろんな角度から「読む」ことで、全体的に理解してみましょう。

 

問題の解き方が劇的に変わりますよ!

 

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