こんばんは。
昨日のテレビ番組で「写経」をするというシーンがありました。
写経とは、文字通り仏教の経文を書き写す修行です。
お経を書き写すことで功徳が得られるとして信仰の行為として行われてきました。
心と体が落ち着く
無になることができる
姿勢がよくなる
集中力がつく
字がきれいになる
等の効果があることから、今では幅広く行われています。
さて、最近授業中に気になることは、生徒が書く「字の汚さ」です。
与えられた問題に対して自分の考えや導き出した結論を解答として表し、それが自分の評価(合否)につながります。
自分が書いた字がその大役を担っているという意識が低いように思います。
とにかく、他人が読みやすい字をきちんと書いてほしい。。。
そのためには何をすればよいか。。。
答えはすぐそこにあるではありませんか!
「写経」は少しハードルが高いので「写ひらがな」をお勧めします。
「ひらがな」は学生が習う文字の中で基本中の基本であります。
「ひらがな」を制する者は受験を制する!
ちょっと大袈裟ですが、それぐらいの気持ちで、心をこめて、全神経を集中して
「ひらがな」を極めていただきたいと思います。
たかが「ひらがな」、されど「ひらがな」です。
実は、私も字が乱れてきたと思ったら、「ひらがな」の練習をしています。
そうすると、正しい手の動きが確認でき、字に対する意識も高まります。
みなさん、時間に余裕がある今だからこそ
学習の基本に戻って「ひらがな」から始めましょう。
見やすい字は、一生の財産になりますよ!