こんにちは。
塾生たちの夏期講習も今週で無事終了します。
途中頑張りすぎて体調不良や、コロナ感染で仕方なく欠席する子もいましたが
全員が本当によく頑張ってくれました。
今回はまず中3生の話。
9月から始まる「実力テスト」の対策授業を始めています。
過去問データから問題演習をするわけですが
生徒によっては、「大問1」から解けていません。
理由は、「わからない」ではなく「忘れている」レベルです。
それが分かれば、今からやることは「教科書レベル」の復習です。
基本的な計算
関数の基本公式
図形の面積や体積
基本的な文章題
中1や中2のテキストを見て「ここに載っているでしょ」と
過去に学習した内容であることを確認し再度問題に取り組みます。
これを繰り返しながら、総復習の仕方が身についていきます。
中学受験を目指す生徒にも同じことが言えます。
5年生や6年生だからと言って、その学年の学習をすればいいわけではありません。
もちろん、授業の復習や宿題など、今やるべきことがたくさんあってほかの所に手がまらないこともあると思います。
しかし、問題の間違え方や理解度によっては、学年問わず基本に戻る必要があります。
そちらの方が今後の伸びが期待できるからです。
国語で「文章が読めない」「記述問題が苦手」などの理由で点数が取れない場合は
学年を2つ以上下げて「主語・述語」「短文の要点をまとめる」問題で理解度を確認します。
今後のテストで「正答率が高い問題」できちんと正解するために
「これは簡単です。大丈夫です!」と言える内容まで戻って確認することも
今やるべき大切な学習ですね!
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