基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

子どもにとって親の役割って何ですか

 

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こんばんは。

 

5、6年生の子を持つ保護者からよくいただく相談です。

「全く勉強しない」

「親の言うことを聞かない」

「すぐに反抗する」

 

その理由として

「幼い時に甘やかしすぎた」

「もっと厳しく育てればよかった」

そして

「いつになったら親離れできるんでしょうか」

「いつまで勉強の世話をすればいいでしょうか」

 

という感じです。

この件については、人ぞれぞれの環境が違うので一言でお答えすることはできませんが、一つの例をして参考にしていただければと思います。

 

私は今までの人生を振り返って学生時代の友人、先輩や社会に出てからの上司には恵まれていたと思います。

学生時代には、友人から勉強の仕方を学んだり、お互いに競い合うことで志望校を高く持つことができたり、厳しい部活の練習を乗り越えることができました。

社会に出てからは仕事の相談だけでなく、人間関係や恋愛、将来についてなど本当にたくさんのことを教えていただきました。

今でも毎日いろんな人から学ぶことだらけです。

 

極端に言えば、今の私があるのは周りにいる方々のおかげだと思います。

 

では、私は親から何を学んだのか。

 

これは人それぞれだと思いますが、私の場合は特に仲が良かったわけではありませんし、会話が多かったわけでもありません。父親はほとんど毎日仕事に出ていましたので、家で一緒に過ごした記憶はあまり残っていません。

「勉強しなさい」という台詞は多分一度も言われたことはないです。

 

今から思うと、そんな親の背中を何となく見ているうちに自然と学んでいることが多かったように思います。

内職している母親

家事をしている母親

職場で働いている父親
時折「決め台詞」のように一言アドバイスをくれる父親

親戚の人たちに頼られている父親

 

私にとって親というのは、近くにいるだけで「生きるための教科書」になっていたんだと思います。

 

私も今は一人の親として、子どもには自分が楽しむ姿、学ぶ姿、冗談を言う姿、何かに熱中している姿を背中越しに感じ取ってもらえるような生き方をしたいと思います。

 

また、親のもう一つの役割として

子どもが成長できる環境を見つけてあげたい。

子どもが楽しみながら熱中できることを見つけてあげたい。

子どもの「出会いの場」をたくさん作ってあげたい。

 

そんなことをぼんやりと考えています。

 

親としてできることは背中越しに伝える。

躾や教育、生き方などはある程度他人に任せる。

そういう時期が来たら、親としてきちんと話をする。

 

完璧な親なんていませんから、何でも相談し合いましょうね。

 

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