基礎から学ぶ中堅私立中学受験

奈良県三郷町にある学習塾塾長(ひろきん)のブログです。全国のお子さんを対象にリモート授業も行っております。中堅私立中学(偏差値50~55ぐらい)受験合格を目指して頑張っている生徒や保護者の方を全力で応援します。偏差値40台からの挑戦!基礎から学び、共に成長しましょう!

子ども達がきちんと理解するために

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こんばんは。

 

国語の授業でのお話です。

 

小6の生徒が説明文で選択問題の答えが分かりません。

弊塾はすぐに答えを教えない方針なので

「じわーっ」とヒントを与えていきます。

 

「もう大丈夫か~!」

というところまで説明してもまだ正解は出ません。

 

普通であれば、この時点で答えを教えたり

「何で分からないの?」というセリフが出てきそうです。

 

でも、ここはグッと我慢して(笑)

正解が定まらない理由を聞くと

何とも意外な答えが返ってきます。

 

「なるほど。原因はそこか~!」

傍線部の文章をきちんと読めていませんでした。

 

その部分を説明したらすぐに理解してくれました。

 

このように書くと、簡単に授業をしているように思われそうですが

生徒が理解するまでスムーズに授業を進めるためには

教える側も予習をしておく必要があります。

 

いわゆる「教材研究」です。

 

「先生なんだからすぐに教えられるんじゃないの?」

と思われるかもしれません。

もちろん、自分で解く分には問題ありません。

しかし、生徒に教える場合は違います。

 

以前こんなお話をしました。

 

hiroharumaki.hatenablog.com

 

授業で生徒がつまずく様々なケースを想定して

柔軟に対応できる準備をしておくことが大切です。

 

授業がある教科については必ず教材研究をしています。

大手進学塾に務めていた時は、他の先生の前で

「模擬授業」をしながら授業のポイントを確認しました。

  

国語(文章題)は他と違ってすぐに答えが出る教科ではないので

特に念入りにしておく必要があります。

 

教材研究をせず、ポイントが分からないまま授業をすると

「この辺読めば分かるでしょ!」

「ここはこうだからでしょ!」

のような一方的な説明となり

生徒も理解できないという状況に陥ります。

 

俳優がきちんと役を演じるために

営業マンが客に商品を売るために

医療従事者が患者を治療するために

 

事前の研究や努力を怠らない。

プロとしては当たり前のことですね。

 

毎回少しでもいい授業をするために

子ども達がきちんと理解するために

私達も日々精進してまいります!

 

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